主にガンを治してますが、他院では治せない系、原因不明系、難病系、多種疾患複合発症系、自己免疫疾患系、自律神経系などの難解な疾患については、ガンでなくてもお受けしております
このブログではそうしたガン以外の病気について記します

子宮内膜症を治す

子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所で生育、増殖する病気です。

月経血逆流

子宮内膜は、妊娠の準備をするため増殖して厚くなりますが、妊娠が成立しないと子宮内腔から剥がれ落ち、月経血となって腟から身体の外に排出されます。しかし、そのすべてが排出されるわけではなくて、一部は逆流して卵管を通り腹腔内にまで行ってしまいます。月経血逆流というやつです。
この月経血逆流は、病気のひとにだけ起きるものではなく、月経のある女性ではふつうに起きている現象で、このとき子宮内膜組織の断片が腹腔内に運ばれます。腹腔内といえば、子宮や卵巣、あるいは他の内臓などにとっては外側にあたります。

子宮内膜症の発症

こういう変なところに行ってしまった子宮内膜片は、大半の女性の場合免疫力が強いため、そこに定着することはできません。
しかし、免疫の力が不十分な場合、子宮、卵巣をはじめ、他の内臓の外側、あるいは腹膜などに定着して、まったく関係ない場所なのに、子宮の中と同じように月経が起き、増殖と剥離をくり返すわけです。これが子宮内膜症です。

まず、炎症が起きて痛みが出ます。炎症の度合いによって、月経痛には強弱がありますが、だいたいはかなり痛いそうです。月経のたびに、子宮内膜片が定着しているそこらじゅうで炎症や出血が起こり、痛みが出ます。
また、不妊の原因になることもあります。そればかりでなく、内臓と内臓、あるいは内臓と腹膜を癒着させるもとになります。

月経をくり返しながら増殖、進行し、だんだんと症状が重くなる病気です。月経の時の痛みが激しくなったら、子宮内膜症を疑ってください

例1

数か月間、生理のたびに大変痛い思いをしてきたという方、
1回めの施術のあと、黒い血の塊らしいものがレバーのような感じで出ました。
これはチョコレートのう胞だったかもしれませんが、定かではありません。黒いのはだいぶ古い血のようです。

その後週1回のペースで施術しましたが、次の生理の直後の施術の際、前回の生理のとき以上に「めちゃくちゃ」痛かったようで、その痛さをしきりに訴えていらっしゃいました。ちなみに、この方は痛み止めは使っていませんでした。
で、すぐに施術しましたが、その二日後、5 mm ほどの大きさの赤いグミのようなものがたくさん出たそうです。ざっとですが、50個ぐらいは出ただろうととのこと。
これはおそらく、増殖と剥離をくり返して堆積した子宮内膜が、施術によって破砕されて出てきたものと思われます。

ご本人は大変驚いていらっしゃいましたが、これで子宮および卵巣内部の塊がとれたと考えてさし支えないので、あとは内膜片の成長したものが腹腔内のあちこちに飛び散って各内臓の外壁などに付着しているでしょうから、これらを分解、細かくして除去していくように施術していきました。

赤い色の排出物というのは、ご本人がネットで検索してしらべてみたところ、わりと新しい時期にできたものの血の色だろうとのことです。前回出た黒いのは、長くたまっていた血の色ということでしょうか・・
いずれにしても、そういったものが出るというのは、施術による改善過程での現象で、不用なもの、有害なものの排出ですので、心配する必要はありません。

その後も毎週1回は施術を続けてましたが、3回目の生理の時には痛みはほとんどなくなりました。ただ片方の卵巣もしくは卵管のあたりが後ろへひっつれるような痛みが残っているとのことでした。
これは、背後の腸あるいは腹膜と癒着しているのではないかと思われ、それ以降はその癒着部分を剥がして、そこにへばりついている内膜片をきれいに除去することが新たな課題となりました。

また、膝と肘のあたりに風邪をひいたときのような関節痛が出ましたので、そこにも施術、解消しました。
おそらくは破砕した内膜片の細かい粒が、リンパあるいは血液の流れに乗っていき、そこにたまっていたと思われます。そういった細かいものは、大体は一回の施術で取れてしまいます。

例2

もうひとりの例ですが、この方は子宮まわりのお腹だけでなく、膣のあたりにまで痛みが出ており、どうやら膣の外壁と思われるところに子宮内膜片がとりついているようでした。
また、恥骨と尾てい骨あたりがいちばん痛いとのことで、それはおそらくダグラス窩にも内膜片が入りこんで付着していたものと、後には推測できるようになりましたが、当初はもっと悪性の別の病気かと思ったくらい変則的な感じでした。でも、お医者さんで診てもらったかぎりではまちがいなく子宮内膜症とのこと。
痛み止めをもらってずいぶん長い間しのいでいたようです。

そういったケースははじめてでしたが、子宮内膜症なら守備範囲ですから、通常の場合とまったく同じように、いちばん痛いところから順次痛みが出ている個所ひとつひとつつぶすように施術していき、すべてきれいに解消しました。
最後はかすかな違和感のあった胃のあたりまで施術しました。子宮内膜片は少しでも残しておくと再発してめんどうですから。

この方は月に1、2度しか来ることができませんでしたが、それでも3ヶ月ほどの受診で ほとんど完治と思えるほどよくなりました。
受診して3度めの生理のときには、まったく痛みを感じなくなったそうで、痛みのない生理なんて生まれてはじめてかもしれませんとのこと。

上記二例でわかるように、生理月にしてだいたい3か月が受診の目安となるでしょうか。
それにプラスして、下記の再発防止にいくらか時間をさけば大丈夫でしょう。

子宮内膜症の再発防止

子宮内膜症は、どの治療法を選んでも将来的に再発する頻度が高いことや、大きいチョコレートのう胞がある場合は長い年月を経るとまれにガン化することも有るので、長期にわたる経過観察が必要とのことです。
良性の病気なので、命にかかわることはありませんが、通常は痛みなどの症状を薬でおさえながら、閉経までずっとつきあっていくしかない病気です。加齢による女性ホルモン分泌の減少とともにおさまっていきます。(と、このあたり産婦人科のHPの受け売りです)

当院でも、当面の痛みが取れたからそれですべて終了と考えているわけではもちろんありません。
患者さんの中には痛みさえ取れればもう終わったとばかり、それ以上施術を受けには来なくなってしまうひともいるわけですが、「痛みのもと」=「お腹全体に散らばった内膜片」を消去すると同時に、再発を防ぐために基本的な免疫を高めておきたいところです。
免疫を高めてあげることによって、閉経を待つまでもなく、すでに起きている内膜症の最終解決にもっていけると、当院では考えています。
かんたんではありませんが、ガンほどしつこくもありませんので、わりと早期にそこに至ることが可能です。

チョコレートのう胞

さきほどちょっと出た、チョコレートのう胞というのは、子宮内膜症によって出る症状のひとつです。
子宮内膜組織の断片が、卵巣内で増殖と剥離をくり返し、たまった血液とともに大きくなったものです。
摘出してみると、チョコレート色になった古い血液が出てくるので、こういう名前がついているようです。
最近はけっこう大きなものも取れるようになってきました。

  → チョコレートのう胞を治す

  → 子宮への施術パターンについて