主にガンを治してますが、他院では治せない系、原因不明系、難病系、多種疾患複合発症系、自己免疫疾患系、自律神経系などの難解な疾患については、ガンでなくてもお受けしております
このブログではそうしたガン以外の病気について記します

逆流性食道炎を癒す

逆流性食道炎というのは、経験したひとならだれでもよくおわかりの病気ではないかと思いますが、胃の中の胃液と食べ物の混合物、あるいは胃液自体が食道に逆流する病気です。
本来なら、食道と胃のさかいめには強い括約筋があり、それによって、食物が通ったあとはキュッと閉まるようにできているわけですが、加齢などによってその括約筋が活力をなくし、ゆるんでしまうのです。

胃液は強い酸性ですから、食道に逆流すると、内腔の膜が胃にくらべて弱いので、その粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。
胸やけ、みぞおちの痛みなどが一般的な症状ですが、ときには心臓の病気なのではないかと感じるような、狭心症的な胸の痛みが出たりもします。また、腫れや熱が反回神経に影響するからでしょうか、声がかすれたりもします。

逆流性食道炎への施術

炎症自体は、施術によって短期でおさまりますが、逆流性食道炎におけるいちばんの課題は、それが再び起きないようにすることです。
つまり、食道と胃のさかいめのゆるんでしまった括約筋に再び活力をとりもどさせ、その部分をひき締めることです。
これにはいささか回数がかかります。

食道裂孔ヘルニア

食道は横隔膜の真ん中を貫いていますが、その接合部分がゆるむと、通常は横隔膜の下にあるはずの胃が、横隔膜の上にまで頭を出してしまうことがあります。これを食道裂孔ヘルニアというそうです。この場合は特に逆流性食道炎が起こりやすいようです。
そういう患者さんが来られるまでまったく知りませんでしたが、何人かの方を施術してくわしくなりました。
一、二度の施術ですぐよくなる方もいますが、長きにわたって痛み止めだけでしのいできたような方は、逆流性食道炎のレベル自体が悪いほうへいってしまっており、いささか回数を要します。

バレット食道

これも患者さんの来院によって知り、やはりネットで調べて、一応説明できるようにはなっております。
逆流性食道炎のすべてがというわけではないのですが、胃酸の逆流がくり返されると、通常は扁平上皮という組織であるはずの食道の内側の粘膜が、円柱上皮という、胃とおなじタイプの別の粘膜組織に変性してしまうのだそうで、そういうのを、バレット食道と呼ぶというわけです。

そのまま手をこまねいていると、バレット食道ガンへと発展していく危険性があります。
欧米人の間で近年非常に増加しているそうで、日本でも食の欧米化によって増えつつあるとか。
今後当院でも増えそうな疾患です。

バレット食道の方を実際に施術してみると、ずいぶん上のほうまでやられているなという感触はありますが、通常の逆流性食道炎と変わりなくできました。
重症の方、初診前はしかめっ面をしてとてもぐあい悪そうでしたが、その初回の施術でほとんど不快感がなくなったとのことでした。
何ヶ月間かずいぶん不快な思いをしてきたのが急に晴れたので、それはたいへん新鮮だったようで、とても驚いていらっしゃいました。

ただ、それで治りきったわけではないので 、ご本人の希望でその後1ヶ月ほどかけて5、6回施術しました。
その結果、すっかりよくなったようで、 青黒い感じだった顔色もとても明るくなり、 初診の際のしかめっ面ではなく、ニコニコとよい表情でお話するようになりました。

この場合も他の逆流性食道炎と同じく、最後はやはり開いてしまっていた食道下部括約筋が締まるようになったかどうかが その後の注目ポイントとなります。
この方の場合はその後半年以上にわたって一度もいらっしゃってませんので、もうすっかり大丈夫なのではないかなと思っております。

最近、もうひとりバレットの方がいらっしゃいましたが、この方は二日間続けて2回施術を受け、それきりいらっしゃってないので今のところ結果は分かりません。
ただ2回目が終わって帰る時は、ずいぶん気持ち良さそうで、不快感が全くなくなったようなことをおっしゃってましたので、それなりによくなったのではないかと思われます。
でもほんとは、もうちょっとやって食道下部括約筋がすっかり元気に締まるようになっていてもらいたいわけです。
ただ、食事の量と時間を調節するようにアドバイスいたしましたので、その通りやっていれば OK でしょう。