主にガンを治してますが、他院では治せない系、原因不明系、難病系、多種疾患複合発症系、自己免疫疾患系、自律神経系などの難解な疾患については、ガンでなくてもお受けしております
このブログではそうしたガン以外の病気について記します

パニック障害を治す

パニック障害についてよく知らなかったころは、そんなものが治せるとはまったく思えませんでした。しかし、病院で治療を受けてもあまり改善しないのでぜひよろしくと言われ、わけわからないままやってみた結果、案外治ることがわかってきました。

パニック障害の方を施術していつも感じるのは、頭というか、脳のなかのどこか一点がつまっているような感触です。
血液とかリンパ液とかがうっ滞しているといえばそうかもしれませんし、神経を流れる電流がせきとめられて一か所でコンデンスしているともいえそうです。なにかはわかりませんが、とにかく1か所にたまって、きつめにふくれているといった印象です。
ネットをあちこちひっくり返して検索してみると、「脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの乱れ」というのが原因らしいと書いてあり、なるほどと合点がいくところがありました。

 

セロトニンとノルアドレナリン

つまり、セロトニンとノルアドレナリンのバランスが悪いというわけです。
セロトニンは、ほかの脳内神経伝達物質の情報をコントロールし、精神状態を安定させる働きをし、ノルアドレナリンは、不安や恐怖感を引き起こして、血圧や心拍数を上げる働きをします。
これらの脳内ホルモンの連携が悪くなって、ほどよい状態を保つことができなくなり、私が施術の際いつも感じる血液だか電流だかがうっ滞しているような状態におちいってしまうのではないかと思います。

もっとも、原因が何であろうが、知ったところでパニック障害は治せません。お医者さんのように、お薬でセロトニンとノルアドレナリンをコントロールすれば抑えられるのでしょうが、一時的な解決にしかならないように思われます。
寛解までもっていくには、きっと何年かの間、お薬を何度も飲まなければならないでしょう。

 

パニック発作の症状

パニック障害はやっかいです。
突然、不安感が沸いてきて、手足がしびれだし、脈も速くなり身体のあちこちが痛くなってきます。通常は硬直しても倒れませんが、なかにはほんとうに倒れてしまうひともいるようです。おさまるまでお腹をかかえた姿勢でうずくまって待つ、あるいは、何かにつかまって嵐が過ぎ去るのを待つようにじっとしているほかありません。
あまりに心肺がつらくて、死んでしまうのではないかとさえ思うそうです。
パニック障害とは、こういうパニック発作がしばしば起きる状態のことです。

 

予期不安と広場恐怖

いちど電車やバスの車内で発作を起こしたために、また発作が起きたらどうしようという予期不安がつのり、乗り物を避けるようになったり、あるいはデパートで発作を起こし、デパートに買い物に行けなくなる症状の人もいます。
また、列にならぶだけでも耐えられないと思う場合もあるそうです。
つまり、「広場恐怖」です。広場というのは、人が大勢いる場所といった意味で、実際には患者さんごとに恐怖感をもつ場所は異なります。

いずれにせよ、他のひとにとっては何のへんてつもないものごとから恐怖のタネを見つけ、「ああ、また発作が起きそうだ!大勢の人の前で起きたらどうしよう、みっともない」といった恐怖にかられるというわけです。
 

緊急さしせまった状況下にある、たとえば乗り物に乗って遠路出張しなければならなくなったが、発作を起こすのではないかという不安が強く、大至急どうしてもその不安を除去しなければならないといった方にはぜひとも施術を受けていただきたいところです。

 

実例>


つい最近、まさにそうしたことでせっぱつまっていらした方、
メールによれば、
「現在、パニック障害の症状で投薬治療を受けています。
一年前に発症し、薬で症状は落ち着いていたのですが、最近再発してしまいました。
薬は継続していますが、何か心配なこと(長時間飛行機に乗る、仕事でプレッシャーが掛かるなど)があると激しい不安に襲われ、気持ちが安定しません。
ひどい時はしばらく行動が出来なくなってしまいます。
本日もその症状が出ていまして、可能であれば今日夕方以降で診て頂くことは可能でしょうか?」
とのこと。

 

飛行機に乗って東南アジアへ出張しなければならない状況で、飛行機に乗るのが大変不安という状況でしたが、いちど施術して送り出したところ、1週間の間に往復してきて何ともなかったそうです。また起きるのではないかという予期不安がゼロだったわけではなかったようですが、それほどたいした脅迫観念にはとらわれなかったので、なんとかふんばれたそうです。
結局、とりあえずいまのところ通院はその2回だけ。
あとは、不安を強く感じるようになったらまた受けたいとのこと。

この方の場合はまだ軽症だったのかもしれません。多くはくり返して何度か受診するようです。

 

パニック障害の施術

パニック発作は一種の条件反射によって起きます。
条件反射というのは斜面に掘った溝に水を流しこむようなもので、あとは意識がどうあろうと勝手に 水=気持ち はその溝に従って流れていってしまいます。パニック発作もなんらかのスイッチが入ることによって自動的に不安がかきたてられるということになります
それもほとんど瞬時に起きてくるので 意識の上で食い止めようと思ってももうすでに起きてしまっています。

つまり乗り物に乗るのが怖いひとは、電車のホームに行くまでもなく、駅の姿を見ただけでそのスイッチが入ってしまいます。
そして、食い止めなくちゃと焦ること自体が更なるパニック発作を起こすという悪循環におちいります。


こうした恐怖の条件反射を起こす心的メカニズム、つまり溝を破壊してあげることが施術の主眼です。当院の施術ではそれのみをおこないます。

 

そして最終的には、脳内ホルモンのバランスの乱れを解消してあげればいいだけなので、施術自体の難度はそれほど高いとは感じません。
病院で処方してもらう薬と同じように、再度受けなければならないかもしれませんが、薬よりは自然でいいのではないかと自負しております。

 

ただ、パニック障害にはパニック発作がまた来たらどうしようと恐れおののく予期不安と、それが高じて自分が発作を起こした場所や状況そのものに恐怖感をもつようになる広場恐怖とが心の中に焼きつけられたかのようにこびりつき、その条件反射を呼ぶ心的メカニズム=溝は、一度の施術でいきなりゼロにまで消し去ることはできないようです。

 

もちろん、しばしばその一度でよくなる方もいらっしゃいます。はまりがよくて障害が重い軽いとは関係なく 自力で治ってしまうようです。いくらかのふんばりは必要だとしても・・
しかし、またぶり返すようなら、また受診すればいいので、受診するたびに不安や恐怖は薄くなっていきます。ご自分が安心して社会生活を送れるようになるまで、気軽にくり返し受ければいいのです。

 

くり返し施術することで、そのつど頭の中の詰まりを解消し続けていくことが治癒への最短のアプローチだと考えております。
大体は二度三度と繰り返し施術を受ければよくなります。一度の施術で治ったように見えても何か月か先にまた同じことが起きたりすることもあります。
多い方では数か月の間に5、6回お受けになりました。また、月にいちどは受けないと落ちつかないという方もいらっしゃって、ご希望に応じてメンテナンス施術のように続けたりもします。


ご自分でできるケアとしては、なるべく疲労をためないようにしてください。疲労物質である乳酸の濃度が高くなると発作を起こしやすいそうですから。
睡眠を十分にとる、積極的に気分転換を図るなどの方法で、発作を予防してください。